【協議会メンバーのご紹介】 CULTA FARM代表 根津和彦さん

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Q1.根津さんのみさか有機の郷づくり協議会でのポジションおよび実行してることについて教えてください。

事務局長として協議会全体の企画と進行をしています。
協議会は
・生産(果樹・野菜)
・流通
・食育
を軸に活動しています。これらを総合的に考え進めています。

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Q2.根津さんが経営しているカルタファームはもともとはアパレルの会社から派生してるとのことですがどようなきっかけで農業事業をなされたのでしょうか?

2008年リーマンショックなどが起こった時期に私がいたアパレル業界や百貨店業界はかなり打撃を受けました。その頃、自分が目指していた頂点にあるものが崩れていく光景を肌で感じ、「このままこれだけをやり続けていていいのだろうか。」と考えるようになりました。
本当に世のため、人のためになることとはなんだろう、と考えを巡らせる間に、「人びとの心と身体の健康=”食”」というポイントに考えが行き着き、農業を通して社会に貢献したいと考え、農業事業構想を始めました。
会社設立に至るまでに、イギリス・コッツォルズのオーガニック農園の先駆け的存在、「デイルズフォード」を訪ねたりと勉強を重ねました。その最中、東日本大震災が起こり、より想いを強くし、2012年にカルタファームを設立しました。

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Q3.みさか有機の郷づくり協議会の特徴を教えてください。
みさか発信で地域に有機農業を広めていく、ということを活動の軸にしていますが、それはただ生産をする、というだけでなく、作ったものを流通させる仕組みを自分たちで作ること、体験を通して人材教育・育成をすることも含んで活動しています。
まだまだ協議会もスタート段階です。理想と現実の間で苦労することもありますが、徐々に頼もしいメンバーが集まってきています。
これから有機農業を実践していく、という強い意志を持って活動に参加してくださる農家さんも募集しています。

Q4.協議会や経営以外にも活動されてることなどはありますか?
仕事が趣味といいますか、、、息抜きをすることはありますが、仕事自体が生き方、みたいなところがありますね。

Q5.根津さんが経営や協議会の活動を通して伝えたいことは何でしょうか?

最終的に目指すのは、「人々の心と体の健康」です。予防医療の観点からも、有機農業を推進しています。
・農産物を作り、流通させること=ものを作ること
・食育イベントなどを通しての体験の提供=ひとを作ること

この2点を大切にし、地域の人々の暮らしを豊かにしていくことを目標にしています。

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